REIT考究 – 技術力と人間生活

(この記事は、REITの勉強中に感じたことを記したものです。記事一覧は こちら からどうぞ。)

REITの種類は、大きく分けて

  • 産業系
  • 医療系
  • 商業系
  • 行政系

の4種に分けられる。

が、景気後退の折に打撃を受けるのは商業分野。消費者が購買欲を削がれ、レジャー出費を控えるなどの行為により悪化する。

行政系の施設(留置所、刑務所など)をREITにより商売の道具とみなすのは、倫理的な問題がある。

医療系は、健康増進や在宅での生活者が増えれば落ち込む。

結局、産業系、すなわち、農地・林業、データセンター、電波基地局など、生活を効率よく豊かにする不動産関連施設は人間がいる限り残る。技術力、工業力、想像力は人間の内面から湧き出てくるものである。強い。

商業系は、技術系産物の取引の場所提供に過ぎず、常に駆け引き、市場原理が支配する場である。しかし、元は技術力あっての土壌である。やはり、技術開発、技術への投資はくらしを変革する力がある。

(技術力+倫理力)+(技術力×倫理力)??

少なくとも、自然の恩恵にあずかり、それを利用しなければ、人間が長期にわたり安定した生活を営むことは困難である。サバイバル生活では人間が長期にわたって安寧を維持することは叶わない。

人間の幸福度によって、生活・人生の価値観によって、不動産に対する評価も変化してくる。

やはり人間は人間なのだから。

画像 REITの勉強に際して

(記事一覧は こちら からどうぞ)

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