男女の愛 夫婦の関係が学べるマンガ『クライングフリーマン』

はじめに

男女の愛、夫婦の在り方について学べるマンガを紹介する。

crying freeman クライング・フリーマン

さぞ自由になりたかろうという意味のヒットマン。
クライング・フリーマン。
彼は、ヒットマンとしての仕事を終えた瞬間、洗脳が解け、涙を流すのである。

『比翼連理』は理想の男女の関係ではないと説く

「比翼連理」は一方が存在し得なければ他方も存在し得ることはできないという意味で用いられる言葉である。
理想の夫婦、男女の愛の関係であるとされている。

しかし、このマンガの主人公フリーマンはこれを否定する。

苦境に居る自分の場所へ、相方を招き入れるのが愛か?
否、自分の分まで長く生きてほしいと願うのがほんとうの愛である。

一方が他方に依存している関係性は弱く脆い。
相方が罠にかかったり、斃れたりすると当方も道連れとなる関係である。

ところが、個々が独立し、かつ相手を深く想う関係であればどうか?
健やかで安全で、正しく生きていてほしいと願う。
自分の分まで生きてほしいと想う。
尊重する。
支配ではない、依存ではない、博愛とも異なる。

フリーマンの組織は、大人数いるが博愛ではない。
深い絆と繋がりで結ばれる組織。

原稿 クライングフリーマン

原稿 『クライングフリーマン』は男女の理想の愛の形を説いているマンガです。

男女の愛の形は 『龍虎分離』

男女の愛の形は、龍虎分離であるとフリーマンは説く。

龍=天、男

虎=地、女

天は男、地は女。
大地の母というが天の母とは云わない。
天なる父というが地なる父とは云わない。

天と地。
それぞれが分離していて、各々が各々の勤めを果たし、動的平衡状態を保っていることが和合の真髄である。

龍虎分離 ⇒ 龍虎分魂 では如何か?

ただひとつ私から提案がある。
龍虎分離という言葉。
“分離”という言葉よりも”分魂”というそれの方がよい響きであるように思われる。
日本的な響きも聞こえてきそうである。

Chinese MAFIA の頂点に君臨する日本人夫婦の竜太陽(ロン・タイヤン)と虎清蘭(フー・チンラン)。
日本名、火野村窯(ひのむらよう)と日野絵霧(ひのえむ)。

愛とは何か?家族とは何か?
根底に流れるテーマは、血と性的魅力とが混じりあい昇華され、生命力に彩を加えながら読者に訴えかける。

 

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