親子関係 – 子は親の所有物と解する母親

親子関係 – 子は親の所有物と解する母親

「あなたは、私がおなかを痛めて産んだ子だから、私の言う通りにしなさい」
「あなたは、私がおなかを痛めて産んだんだから、私の物(所有物)よ」

上記のように露骨に表現する母親がいる。

人間の母親は、時に、勘違いをする。

自然の世界では、子供が独り立ちできるように親は子に生きる方法を教えるが、人間は、極端な文学愛好家が好む『愛情』というもので、子供を呪縛に追い込む。

自立的思考をもった子供もそうでない子供も、人間的愛情が青年期以降も強制的に受けることで、枷をはめられた人生を送ることとなる。

自分で選択肢を選ぶことができず、歪んだ、そう、歪んだ性格が形作られる。

”親という存在が業であり、子を作るという行為も業である”と真剣に考える子供は少なくない。

生きる屍とは文字通り、そういった子供のことを指す。

「親を赦す必要はない」

この言葉に幾度助けられたことか。

親を赦す必要はない、それ以上何もしなくてもよい、と。

投稿者プロフィール

圓寂の元祖裏アキレス
This text discusses methods and perspectives on living authentically by avoiding irresponsible power structures. It aims to provide readers with an opportunity to reflect on their individual lives.

無責任な権力組織を回避して、自分らしく生きる方法や考え方を記しています。読者の皆様個々人の人生について、振り返っていただける時間を提供できれば幸いです。小学生時代は学級新聞係、高校生時代は図書委員の広報班長という経緯もあって、人生にとって有益なジャンルを新聞形式でお伝えできればと思っております。
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