先日、大手証券会社の投資セミナーに出席した。
米国株、日本株、FX、債券などの分野に分かれ、各分野のアドバイザーから20~40分程度の講演をしていただいた。

講演を通じて感じたことは、やはりFXは将来予測に不確定要素大きく、投機であるということ。
セミナー講師は、自信たっぷりとレートのグラフを〇〇のグラフと一致させて説明されていたが、根拠となるデータの数が複数あるので、そのレートの移り変わりに適当に合うものをみつけて、根拠をあてはめて説明しているという感じ。

しかし、後半のパネルディスカッションでは別の方が「いや、私はやっぱり為替はわからないと思います」と。

いや、正直な気持ちだと思う。

私もFXでは過去痛い目に遭っており、それからFXを完全に辞し、株式投資家に変更してきた経緯がある。ハラハラする感覚を味わいたいのならFXであるが、堅実に投資をしたいのなら株式という構図は今でも変わらない。

FXは”底なし沼”という感覚は今でももっている。

しかし、講演者たちは笑いあり、愛嬌あり、そして投資家たちを愛してくれているという感覚が我々にも感じ取れ有意義な時間であったことは変わりない。

投資家も豊かになり、証券会社も潤うような関係はとても望ましい。

最後に教訓としても書くが、やはり為替は底なし沼の投機であるということは肝に銘じたい。