はじめに

インターネットの回線速度の測定する意義としては、実測値を知ることにある。
契約会社が提示している速度はあくまで理論値である。
実際に使用する環境下において、実際の速度を測定してみてその会社と契約するかどうか判断したり、一日のうちでインターネットを介した仕事の時間帯を考えたり、判断材料を得ることができる。

インターネット速度測定 実測値

私の場合の一例を示す。
2024年05月05(日)朝8時のインターネット速度測定の結果である。
測定に使用したサイトは、USEN GATE 02 である。

インターネット速度測定 圓寂の元祖裏アキレス

2024.05.05ゴールデンウィーク中の朝8時の実測値である。Broad WIMAX ポケットWifi. 実際のPCの使用快適さは良好であるという肌感覚。その時の数値がこれである。

 

インターネット速度測定 項目の説明

重要な測定項目の説明を記載する。

  • Download(下り速度):
    動画を閲覧する際に重要となる。数値は大きいほど良い。この値が小さいと、高画質の動画をみるのに時間がかかる。よって、低画質で動画を観るなどの工夫が必要。しかし、快適性は失われる。
  • Upload(上り速度):
    動画をアップロードする際に重要となる。数値は大きいほど良い。youtube などの動画配信サイトに、自身の動画をアップロードする際に、この値が小さいと、処理に時間がかかる。
  • Ping:
    コンマ何秒の違いが勝敗を分けるシューティング・アクションゲームや、コンマ何秒の差によって収益に大幅な違いが生まれるスキャルピング手法のデイトレーダーでは重要となる。数値は小さいほど良い。マウスやキーボードといった周辺機器のボタンを押下してからサーバーに信号が伝送されて反映される際に参考になる数値である。小さいほど応答がよい。
  • Jitter:
    Ping速度の揺らぎを示す数値である。安定性の指標ともいえる。小さいほど良い。値が小さいと揺らぎが少なく、快適にping応答が実現できていることとなる。

以上、代表的な4指標をみてきた。重要なのは、上り速度、下り速度であろう。Ping、Jitterは、オンラインゲームやデイトレーダーの方が注目する指標である。

指標状況の住居環境や時間帯によって、インターネットの快適性は大幅に変わるため、上記の数値を定期的に測定することは、ご自身のインターネット環境を知るうえで重要となる。

参考に、私の場合は、Broad Wimax のポケットWifi を使用している。夜7時と夜11時の時間帯では、5Gでもインターネットはつながりにくい。周囲に高い建物がある影響もあったり、周辺にお住いのインターネット使用生活環境にもよる。

用途別回線スピード判定結果

上記の実測したサイトでは、「用途別回線スピード判定結果」が表示される。
これをみて、回線スピードの性能を判断しても良い。

用途別回線スピード判定結果 圓寂の元祖裏アキレス

用途別回線スピード判定結果。「快適」「普通」といったアイコン付きでわかり易く表示される。

私の場合は、4Kでのyoutube動画視聴や、ビジネスでの大容量通信は「普通」評定となっている。
しかし、実際4Kで動画を見る事はないし、ビジネスでの大容量通信も行うことはないので、重要視しなくても良い。
それ以外の項目が「快適」評定のため良しとする。

参考URL

速度測定サイト:USEN GATE 02
Ping について:TOKAIケーブルネットワーク
Jitterについて:DIGITAL DIY

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