貯蓄型投資

貯金をするようにコツコツ資産を積み上げていく投資方法をご紹介しています。

プレミアム年利回りの計算式の導出【米国株オプション取引】

動画の目次

  • 00:00 今回のテーマ
  • 07:30 式の導出
  • 11:30 銘柄選定について

はじめに

オプション取引は、日本株だけでなく、米国株でも利用できる。
米国株オプション取引を日本で行う場合、証券会社が限られる。
私は、サクソバンク証券を利用している。

私の基本の取引戦術は、「プット売り(ターゲットバイイング)」と「コール売り(カバードコール)」の2種である。
サクソバンク証券にてプット売りを行う場合、6段階に分類されるリスクレートに応じた証拠金を用意しておかなければならない。
しかしその場合はレバレッジを利かせている状態であり不安が残る。
そこで、原資100%の資金を該当のオプション取引サブ口座に振り込んでおくことをお勧めする。

本記事の概要

米国株のオプション取引において、プレミアムがその権利行使価格に対してどれくらいの利回りがあるのかを前もって計算しておくのはとても重要な事です。

その計算を怠っては、適当にプレミアムを選んでオプション取引を行うことに繋がりかねません。

ここでは、プレミアムと権利行使価格などを用いて年利回りの式を算出する方法を動画で解説しています。

(1)    \begin{equation*} AnnualYield=\left(\frac{Premium}{StrikePrice}\right)\left(\frac{365}{NumberOfDaysToMaturity}\right) \end{equation*}

この式を用いて、自分がオプション取引をするときにどの程度の利回りのプレミアムが欲しいか見立てることができます。

ぜひご活用ください。

 

◎最後までお読みいただきありがとうございました。記事一覧は サイトマップ からどうぞ

サクソバンク証券のスクリーニング機能で米国株オプション銘柄の一覧を表示できるか?

画像 サクソバンク証券 スクリーニング オプション取引銘柄 一覧
画像 サクソバンク証券 スクリーニング オプション取引銘柄 一覧表示 問い合わせ結果

サクソバンク証券のスクリーニング機能にて、オプション取引ができる銘柄のみを一覧で表示できる機能があるかどうか問い合わせました。

2024年01月現在のところ、残念ながらそのような機能はないとのこと、ご回答をいただきました。

投資家のみなさまの参考になれば幸いです。

画像 サクソバンク証券 スクリーニング オプション取引銘柄 一覧
画像 サクソバンク証券 スクリーニング オプション取引銘柄 一覧表示 問い合わせ結果

サクソバンク証券は電話対応もメール対応も親切に回答して頂けます。

分からないことは積極的にご質問されるとよいと思います。

(最後までお読みいただきありがとうございました。記事一覧は こちら です)

REIT考究 – 技術力と人間生活

画像 REITの勉強に際して

(この記事は、REITの勉強中に感じたことを記したものです。記事一覧は こちら からどうぞ。)

REITの種類は、大きく分けて

  • 産業系
  • 医療系
  • 商業系
  • 行政系

の4種に分けられる。

が、景気後退の折に打撃を受けるのは商業分野。消費者が購買欲を削がれ、レジャー出費を控えるなどの行為により悪化する。

行政系の施設(留置所、刑務所など)をREITにより商売の道具とみなすのは、倫理的な問題がある。

医療系は、健康増進や在宅での生活者が増えれば落ち込む。

結局、産業系、すなわち、農地・林業、データセンター、電波基地局など、生活を効率よく豊かにする不動産関連施設は人間がいる限り残る。技術力、工業力、想像力は人間の内面から湧き出てくるものである。強い。

商業系は、技術系産物の取引の場所提供に過ぎず、常に駆け引き、市場原理が支配する場である。しかし、元は技術力あっての土壌である。やはり、技術開発、技術への投資はくらしを変革する力がある。

(技術力+倫理力)+(技術力×倫理力)??

少なくとも、自然の恩恵にあずかり、それを利用しなければ、人間が長期にわたり安定した生活を営むことは困難である。サバイバル生活では人間が長期にわたって安寧を維持することは叶わない。

人間の幸福度によって、生活・人生の価値観によって、不動産に対する評価も変化してくる。

やはり人間は人間なのだから。

画像 REITの勉強に際して

(記事一覧は こちら からどうぞ)

risk rating (6) エラーとは?【サクソバンク証券】

画像 - risk rationg 6 error サクソバンク証券

はじめに

オプション取引は、日本株だけでなく、米国株でも利用できる。
米国株オプション取引を日本で行う場合、証券会社が限られる。
私は、サクソバンク証券を利用している。

私の基本の取引戦術は、「プット売り(ターゲットバイイング)」と「コール売り(カバードコール)」の2種である。
サクソバンク証券にてプット売りを行う場合、6段階に分類されるリスクレートに応じた証拠金を用意しておかなければならない。
しかしその場合はレバレッジを利かせている状態であり不安が残る。
そこで、原資100%の資金を該当のオプション取引サブ口座に振り込んでおくことをお勧めする。

本記事の概要

この記事では、サクソバンク証券の米国株オプション取引(コール売り)において、「This option has a high risk rating (6) and cannot be short-sold」とエラー表示された場合、何が原因か、どう対処すべきかを解説する。

 

画像 - risk rationg 6 error サクソバンク証券
トップに「This option has a high risk rating (6) and cannot be short-sold,」の文章が出現し、Call 売り ができない状態。同銘柄は、すでに100株保有しているにもかかわらず、このようなエラーが出るのはなぜか?

risk rating (6) エラー :原因

このエラーは、サクソバンク証券が当該銘柄に対して、独自でリスク評価を行い、それがレベル6に該当しているため、コール売りができないという意味である。

このエラーについては、私がサクソバンク証券に電話して確認した。

そこで分かったことは、

  • リスクレート(6)の銘柄は、コール・オプションの売りができない銘柄であること
  • リスクレートは、サクソバンク証券が独自で設定しているものであること
  • リスクレートのレベルは1から6の6段階あること
  • 銘柄ごとに時価評価額などを基準に独自の方法でレベル設定をしていること

ユーザーの私からすると、なんでそんな勝手な設定をするのか?と思った。質問したところオペレーターは「ご理解ください」とのことであった。

フリーキャッシュフロー、時価評価額、株価、オプション取引のチケット数などを40程の銘柄で私なりに比較してみた。しかし、どれが主な原因でリスクレーティング6と判断されているのかわからなかった。

おそらく総合的な要因なのだろう、と思う。

リスクレーティングが今後の再評価によって変更になる場合ももちろんある。が、リスクレート(6) の銘柄は、そう簡単には改善しないであろう。

risk rating (6) エラー :対処

その後、私は検証し、

  • リスクレート6であっても プット売り はできること
  • リスクレート1から5であれば、コール売り はできること(リスクレート6のみ コール売り ができないだけ)

を発見した。

よって、自分がオプション取引したい銘柄のリスクレーティングがレベル1から5であるかどうかを事前に調査しておく必要がある。

つまり、すでに保有してしまっているリスクレート6の銘柄を今後は

  • そのままポジションを保有する
  • スタンダード注文(成行、指値、逆指値)で売る
  • 新規ポジションをスタンダード注文やオプション取引のプット売りで建てる⇒ナンピンのような感じ

といった対処法が考えられる。

極論は、リスクレートが6になると予想される銘柄には手を出さないことが最も大切な事であるといえる。

 

◎最後までお読みいただきありがとうございました。記事一覧は サイトマップ にてどうぞ

米国株オプション取引履歴 – TUP:Tupperware Brands Corp タッパーウェア・ブランズ

概要

この記事は、TUP社の米国株オプション取引履歴の反省を記載しています。

 

タッパーウェア・ブランズ(TUP)について

https://www.tupperwarebrands.com

飲食物の容器関連の会社。2019年までは、配当を出していたが、現在は無配。以前のように配当金を出してほしいところ。

2019年ころより、営業利益下降。同時期に減配。以後無配。それに呼応して、株価も下落。

米国株オプション取引履歴 – FSR:Fisker フィスカー

概要

この記事は、FSR社の米国株オプション取引履歴の反省を記載しています。

 

フィスカー(FSR)について

電気自動車会社 フィスカー (tiker : FSR)

https://www.fiskerinc.com

https://www.facebook.com/Fiskerinc/

電気自動車ではテスラ社が標準と思われていますが、これからはフィスカーがそのデザインを刷新する可能性があるとのことです。

王道が嫌な人は、フィスカーかな、という感じでしょうか。

 

オプション取引履歴

1回目

決済日:2023.08.11
満期日:2024.04.19 (252日)
操作:Put 売り (Target Buying)
権利行使価格: 4.00
プレミアム:0.90
期間利回り:21.74%
年利回り:31.48%
反省:年20%以上は確保。満期日までが長く、資金効率よくないが、他満期日でも30%程度であったため、このあたりが落としどころ。上場以降赤字であるが、売上高は伸びているため、今後に期待。

FSR 2023.08.14
FSR 2023.08.14 (c) Yahoo Finance

 

米国株オプション取引履歴 – ALB:Albemarle Corporation アルベマール

はじめに

株式投資において銘柄選定は死活問題にかかわる事項であるため慎重に検討すべきです。
手法として、増配当銘柄(定期的に株主に配当金を支払い、かつ年々増額する銘柄)に優先的に投資する方法があります。
資産形成を達成するために、忍耐力が問われる貯蓄型の投資方法を実践する手法を採っています。
長期戦になりますが、堅実に資金を管理していくのが好きな方には、性格にフィットする投資手法であると私は考えています。

今回は、リチウム生産技術等で世界的に名高い『Albemarle アルベマール』社について取り上げます。

アルベマール社とは?

アルベマール社は、世界最大級のリチウム生産会社です。また、特殊化学品の開発・製造・販売会社で、エネルギー貯蔵、石油精製、家電、建設、自動車、潤滑油、医薬品、農薬等多様な最終市場において顧客にサービスを提供しています。