貯蓄型投資

貯金をするようにコツコツ資産を積み上げていく投資方法をご紹介しています。

REIT考究 – 技術力と人間生活

画像 REITの勉強に際して

(この記事は、REITの勉強中に感じたことを記したものです。記事一覧は こちら からどうぞ。)

REITの種類は、大きく分けて

  • 産業系
  • 医療系
  • 商業系
  • 行政系

の4種に分けられる。

が、景気後退の折に打撃を受けるのは商業分野。消費者が購買欲を削がれ、レジャー出費を控えるなどの行為により悪化する。

行政系の施設(留置所、刑務所など)をREITにより商売の道具とみなすのは、倫理的な問題がある。

医療系は、健康増進や在宅での生活者が増えれば落ち込む。

結局、産業系、すなわち、農地・林業、データセンター、電波基地局など、生活を効率よく豊かにする不動産関連施設は人間がいる限り残る。技術力、工業力、想像力は人間の内面から湧き出てくるものである。強い。

商業系は、技術系産物の取引の場所提供に過ぎず、常に駆け引き、市場原理が支配する場である。しかし、元は技術力あっての土壌である。やはり、技術開発、技術への投資はくらしを変革する力がある。

(技術力+倫理力)+(技術力×倫理力)??

少なくとも、自然の恩恵にあずかり、それを利用しなければ、人間が長期にわたり安定した生活を営むことは困難である。サバイバル生活では人間が長期にわたって安寧を維持することは叶わない。

人間の幸福度によって、生活・人生の価値観によって、不動産に対する評価も変化してくる。

やはり人間は人間なのだから。

画像 REITの勉強に際して

(記事一覧は こちら からどうぞ)

米国株オプション取引履歴 – INTC:Intel Corporation インテル

2024.06.12 INTC インテルの日足チャート。23.00P を置く。
2024.06.12 INTC インテルの日足チャート。23.00P を置く。

株式投資において銘柄選定は死活問題にかかわる事項であるため慎重に検討すべきです。
手法として、増配当銘柄(定期的に株主に配当金を支払い、かつ年々増額する銘柄)に優先的に投資する方法があります。
資産形成を達成するために、忍耐力が問われる貯蓄型の投資方法を実践する手法を採っています。
長期戦になりますが、堅実に資金を管理していくのが好きな方には、性格にフィットする投資手法であると私は考えています。

今回は、ハイテク業界の半導体メーカーである『INTC インテル Intel Corporation』について取り上げます。

インテル 概要

 

世界大手の半導体メーカー。
主要は、PCやデータセンターに用いるCPU。
その他に、5G、AI、自動運転、メタバースも手掛ける。
大規模集積回路の製造・生産における長期傾向について論じた1つの指標である「ムーアの法則」は、 米インテル社の創業者のひとりとなるゴードン・ムーアが1965年に自らの論文上に示したものである。

インテル オプション取引履歴

2024.06.12 INTC インテルの日足チャート。23.00P を置く。
2024.06.12 INTC インテルの日足チャート。23.00P を置く。

2024年6月12日 23.00P

  • リスクレート:1
  • 現在の価格:30.76 USD/株
  • 戦略:ターゲットバイイング(プット売り)
  • 権利行使価格:23.00
  • 満期日までの日数:191日
  • プレミアム:0.50
  • プレミアム年利回り:3.97%

インテルは、1990年代前半から増配銘柄であったが、2023年5月に66%の減配を発表して、いったん増配の歴史に幕を閉じる。

2023.02.06 0.3050 USD/株
2023.05.04 0.1250 USD/株(-66%)

その後は、株価は逓増するも、2024年4月に製造部門営業損失が要因となった売りが続き、現在30付近で持ち合い状態。
2022年第4期から2023年第1期の期間に25.00のダブルボトムがあるため、25.00に権利行使価格を設定しても良かったが、アサインを避けるため23.00に権利行使価格を設定する。
プレミアム利回り3.97%とやや低め。

リンク集

私独自のオプションプレミアム年利回りの計算式についてはプレミアム年利回りの計算式の導出をご覧ください。

参考文献

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リスクレートの確認の仕方【米国株オプション取引 サクソバンク証券】

リスクレートの調べ方 サクソバンク証券
リスクレートの調べ方 サクソバンク証券

はじめに

サクソバンク証券には、各銘柄毎にリスクレート (risk rate) が設定されています。
リスクレートは、6段階にわけて設定されています。
これはサクソバンク証券独自のものです。
このリスクレートの意味や調べ方、活用方法などを私目線で解説しています。
長期投資(バリュー株投資、配当株投資)オプション取引といった取引を行う方にとっては有益な情報となると思います。

動画の目次

00:00 リスクレートの意味
04:08 リスクレートの調べ方
16:41 リスクレートは変化する?
23:03 リスクレートまとめ

リスクレートの使い方

リスクレートは、サクソバンク証券が独自に設定している、各銘柄の取引における安全性に関するレーティングです。
これをマイナーなものとして扱うのではなく、ひとつの銘柄選定情報として思うことが大切です。
リスクレートが5,6のものは、大概にして株価がジリ貧状態となりV字回復する可能性は低い気がします(個人的な判断です)

NISAをするために、日本の証券会社において口座を開き、米国株取引を行っている方も多いと思います。
そのときに、このレーティングを用いることで、銘柄選定の判断材料とすることは有益だと思います。
簡単に調べることができますので、手間を惜しまずにサクソバンク証券の口座を開き調べることが重要です。

リスクレートが良い銘柄とは?

リスクレートが1,2といった、良い銘柄、つまり安全性が高い銘柄とはどういう銘柄なのでしょうか?

動画の中でも解説しておりますが、それはすなわち、配当チャンピョン等の増配銘柄、時価総額の大きい銘柄、そしてREITです。

コカ・コーラ(KO)がリスクレート1であるのは、誰しもがうなずけると思います。

そして、不動産投資信託(いわゆるREIT)もリスクレートが1,2のものが多く、お勧めです。
資産形成には株式と不動産というわれるほど、不動産への投資は経済的自立を実現するうえで重要な投資先となります。
しかし、実際の不動産を購入しようとすると、1棟買い、ワンルームマンション投資など、巨額の資金を投入しないとできないことです。

そこで、REITに投資して、配当収入を得ていくのは、不労所得を得る戦略として有用です。

いろいろな銘柄のリスクレートを調べ、銘柄ごとのレーティングのデータをとっていくのも投資をより精度の高いものにしていくのに有益な行動だと思っています。

 

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時価総額第1位 2023春夏米国株 銘柄一覧

画像 時価総額第1位 米国株2023 東洋経済新報社

動画の概要

米国株投資をするうえで、各分野別の時価総額第1位の銘柄を知っておくことは、有意義な投資に結びつくと考えられます。
テーマ株に分散投資するよりは、その分野の時価総額第1位の銘柄にコツコツ投資していく方が健全な投資スタイルであるようにみえます。
今回は、『米国会社四季報 2023春夏号』(東洋経済新報社)の書籍を参考に、時価総額第1位の銘柄を分野別にリストアップしてみました。
良い投資ライフにご参考になれば幸いです。

[訂正]動画中 13:48 テスラの電気自動車で「エンジンが燃える」と表現しましたが正しくは「バッテリーが燃える」です。

目次

00:00 動画を作成した理由
03:32 大きく分類した4分野
05:33 個別銘柄 on エネルギー関連
10:33 個別銘柄 on 第二次産業
19:37 個別銘柄 on サービス関連
21:35 個別銘柄 on 娯楽産業

効率のよい投資は?聖杯はないのか?

よく「聖杯を追いかける」といいます。
これだけ知っておけば、あとは何も恐れることなく投資をすることができる、と。
しかし、マーケットは時代により移り変わるものですし、なにより聖杯なるものがあれば、マーケットは面白くなくなるのではないかと思います。
複雑系、カオス的なふるまい(カオス=予測が不可能であるということ)があるからこそ、人はマーケットの動きに魅了されるのだと思います。

しかし、せめてもの、時価総額などといったファンダメンタル指標を用いながら、銘柄選定をしていくことは王道であると思います。
特にヴァリュー株投資、配当株投資は、銘柄選定が命です。

今回は、時価総額を意識することで、今後の投資スタイルに軌道修正を加え、よりよい経済的自立にむけてバーストをかけるという意味で動画を作ってみました。

自分への反省も込めて。

この動画をみていただけた人たちに、よりよい投資ライフが実現することを願って。

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プレミアム年利回りの計算式の導出【米国株オプション取引】

動画の目次

  • 00:00 今回のテーマ
  • 07:30 式の導出
  • 11:30 銘柄選定について

はじめに

オプション取引は、日本株だけでなく、米国株でも利用できる。
米国株オプション取引を日本で行う場合、証券会社が限られる。
私は、サクソバンク証券を利用している。

私の基本の取引戦術は、「プット売り(ターゲットバイイング)」と「コール売り(カバードコール)」の2種である。
サクソバンク証券にてプット売りを行う場合、6段階に分類されるリスクレートに応じた証拠金を用意しておかなければならない。
しかしその場合はレバレッジを利かせている状態であり不安が残る。
そこで、原資100%の資金を該当のオプション取引サブ口座に振り込んでおくことをお勧めする。

本記事の概要

米国株のオプション取引において、プレミアムがその権利行使価格に対してどれくらいの利回りがあるのかを前もって計算しておくのはとても重要な事です。

その計算を怠っては、適当にプレミアムを選んでオプション取引を行うことに繋がりかねません。

ここでは、プレミアムと権利行使価格などを用いて年利回りの式を算出する方法を動画で解説しています。

(1)    \begin{equation*} AnnualYield=\left(\frac{Premium}{StrikePrice}\right)\left(\frac{365}{NumberOfDaysToMaturity}\right) \end{equation*}

この式を用いて、自分がオプション取引をするときにどの程度の利回りのプレミアムが欲しいか見立てることができます。

ぜひご活用ください。

 

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サクソバンク証券のスクリーニング機能で米国株オプション銘柄の一覧を表示できるか?

画像 サクソバンク証券 スクリーニング オプション取引銘柄 一覧
画像 サクソバンク証券 スクリーニング オプション取引銘柄 一覧表示 問い合わせ結果

サクソバンク証券のスクリーニング機能にて、オプション取引ができる銘柄のみを一覧で表示できる機能があるかどうか問い合わせました。

2024年01月現在のところ、残念ながらそのような機能はないとのこと、ご回答をいただきました。

投資家のみなさまの参考になれば幸いです。

画像 サクソバンク証券 スクリーニング オプション取引銘柄 一覧
画像 サクソバンク証券 スクリーニング オプション取引銘柄 一覧表示 問い合わせ結果

サクソバンク証券は電話対応もメール対応も親切に回答して頂けます。

分からないことは積極的にご質問されるとよいと思います。

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貯蓄型投資 おすすめ銘柄【サクソバンク証券】

貯蓄型投資おすすめ銘柄 サクソバンク証券

※お断り:投資は余力資金内で、ご自身の責任で行ってください。仮に、本記事を参考に投資商品を購入されて損害が発生したとしても、ブログ主はその責任を負えません。あらかじめご了承ください。

はじめに

原資を削ることなく、原資から得られる収益(主に配当や分配金)のみで生活設計をしていく貯蓄型投資術を記事にしています。

今回の記事では、SBI・楽天・マネックス・松井・DMM証券といった日本の証券会社ではなく、サクソバンク証券で投資する意義についてみていきます。

 

日本の証券会社では購入できない銘柄をサクソバンク証券で

株の場合は、証券会社の役割は、単なる中継ぎにしかすぎません。
原則どこの証券会社を選んでも、自分が購入する会社の株式を保有する行為に違いはありません。

SBIでも楽天でも松井でもマネックスでもDMMでも、どこの証券会社を利用しようと、それはユーザーの自由でよいのです。

細かく言えば、株式購入手数料や米ドルへ交換するときに発生する為替手数料などの手数料が有料か無料か、または、何かキャンペーンをしているかどうかなど、そういった違いぐらいしかありません。

ですが、私がデンマーク・コペンハーゲンに本社を構える、外資系のサクソバンク証券を利用する理由を記載したいと思います。。

それは、サクソバンク証券では、米国に上場している不動産関連の銘柄および不動産投資信託(REIT)が購入できる点です。

日本の証券会社では、米国に上場している不動産関連企業の銘柄や、REITがほぼ購入できないのです。

REITは、その利益の90%を株主に還元しなければならないというルールがあります。
ですので、株主に優位に働く投資先といえます。

REITとは、不動産に投資するみたいなものです。
不動産をキャッシュで購入できる大金持ちは別として、ポートフォリオに組み入れるにはメリットが大きいでしょう。

ローンを組んで不動産を購入し、更に転売して、別の不動産を購入し…というサイクルと繰り返していき、短期間で何億という財をなす成功者を書籍や雑誌でみたことがありますが、凡人の私には、その成功する確率というものがどれだけ高いのか分かりません。再現性があるのかどうかもわかりません。

しかし、セクター毎の優良銘柄・増配銘柄を選択し、長期にわたり投資を続けていき、配当で生活費をまかなうという貯蓄型の投資法は、再現性が取れています。
『大富豪の投資術』なるものがそういった投資法です。

セクター毎のと前述しましたが、セクターのなかには、不動産関連株、REITが含まれます。
これらの銘柄を日本の証券会社を使っているからといって購入できないのでは、あまりにももったいないと思います。

ぜひ、サクソバンク証券の口座を開設して不動産関連株、REITをポートフォリオに加えることができれば、とても心強いのではないかと思います。

おわりに

今回は、サクソバンク証券で株式投資をする上でのメリットを紹介しました。
理想としては、日本の証券会社1社+サクソバンク証券 合計2社を口座開設しておけば、だいたいの銘柄は購入可能となるはずです。

日本人の感性に適した投資法が、優良銘柄、増配銘柄をコツコツ買っていくという貯蓄型投資法であると私は考えています。

みなさまのよき投資ライフを願って

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